ごあいさつ-いちごの家の思い-

 学校教育を終えて行き場のない在宅障害者の方々が家庭に閉じこもるのではなく、仲間たちと楽しく過ごす中で生きる喜びを見つけてほしい。また、地域社会の中で障害のある方とともに暮らすには、家族の介護が必要です。その介護負担を軽減させるという点に於いて短時間の一時預かりも必要になってきます。これらを実現するためにつくられたのが『いちごの家』です。
 発足は、1994年、ひまわりの園(障害児保育園)に通所している園児の親たちが、小、中、高と学校教育を終えた後、通所する場もなくやむなく家庭で寂しく日々を送るようなことにならないようにと、園の一室を借り、一日を楽しく過ごせるようにと「いちごクラブ」をスタート、会長に私(吉原)が就任しました。会員は2名でしたが半年後には10名となり、同時にスタッフも増員、「いちご」には重度の障害を持つ全介助が必要な方もひとりひとりが充実した時間を過ごすことが出来るようマンツーマン体制を維持したいと考えたからです。しかしながら、役場からの補助金と利用会費では運営が困難となり、発足から3年後(1997年)、補助金を得るため「小規模作業所いちごの家」を開所しました。さらにそれから5年後(2003年10月1日)には、時津町総合福祉センター内にスペースをお借りし「社会福祉法人いちご会 知的障害者小規模通所授産施設 いちごの家」になり、4年後(2007年4月1日)に「社会福祉法人いちご会多機能型事業所いちごの家」として現在に至っています。障害の重い軽いにかかわらず誰もが大切な家族とともに、楽しい仲間とともに生きていける『いちごの家』また自立できる力を応援したいと思います。
                                                         理事長 濱邊真奈美

いちごの家について

施設概要

名 称 社会福祉法人いちご会 いちごの家
所在地 長崎県西彼杵郡時津町左底郷232番地2
施設長 岩井孝弘(イワイタカヒロ)
電話番号・FAX 095-881-7133
E-mail info@ichigonoie.net

沿 革

1994年 「いちごクラブ」をスタート
1997年 「小規模作業所いちごの家」を開所
2002年 時津町総合福祉センターにて開所
2003年10月 社会福祉法人いちご会 知的障害者小規模通所授産施設 いちごの家」認可を受ける

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